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戸塚ヨットスクールはなぜ潰れない?理由5選!死亡事故は生徒が原因?!

戸塚ヨットスクール

フリースクールとして知られる戸塚ヨットスクールの創設者である戸塚宏氏がYouTubeチャンネルを開設と話題です。

過去には体罰や事故など問題となっていましたが、戸塚ヨットスクールはなぜ潰れないのかとの声が聞かれます。

今回は、戸塚ヨットスクールはなぜ潰れないのか理由を調査しました。

目次

戸塚ヨットスクールはなぜ潰れない?との声

戸塚ヨットスクールはなぜ潰れないのか?との声が多数聞かれます。

戸塚ヨットスクールが潰れない理由5選!

  1. 戸塚ヨットスクールで更生させたい親がいる
  2. 過去の死亡事件は生徒が原因
  3. 脳幹論を提唱する戸塚宏氏が支持されている
  4. 体罰をやめた
  5. ジュニアに力を入れている

それではみていきましょう。

 

1.戸塚ヨットスクールで更生させたい親がいる

まずひとつ目は、現在も戸塚ヨットスクールで更生させたいと思う親がいるということです。

戸塚宏氏は現在、更生施設としての受け入れは行なっていないそうです。

戸塚ヨットスクール

Wikipediaより

しかし、新たな入校生を迎えることはしていませんが、すでにスクール生として在籍している方々の生活の場となっていることは変わりありません。

かつては4歳から80歳までを受け入れていたので、創立当時の1976年に4歳だった生徒は2024年では52〜53歳ということになります。

自宅で生活することが困難であり、戸塚ヨットスクールの教育を受けたい、受けさせたいという支持者の元に存続しています。

2.過去の死亡事件は生徒が原因

2つ目は、過去に起きた死亡事件は生徒が原因だったということです。

1979年〜1982年にかけて複数の死亡事故が起きており、当時は「戸塚ヨットスクール事件」として社会問題にもなりました。

体罰と称し、生徒に暴行を加えていたことが発覚し、戸塚宏氏をはじめコーチやスタッフ総勢15名ほどが監禁・傷害致死容疑で逮捕されています。

1979年:13歳の少年が死亡〜スタッフから暴行を受ける、腹痛の訴えがあったが診察は受けさせなかった

1980年:21歳の吉川さん死亡〜訓練時にスタッフから暴行を受ける

1982年:15歳の少年2人が死亡〜体罰を逃れるために船から海へ飛び込み行方不明

1982年:13歳の小川くん死亡〜訓練中に暴行を受ける、冬の海に何度も落とされる

社会問題となった戸塚ヨットスクール事件で裁判沙汰になっていましたが、スクール側は非があったことなどは認めていませんでした。

戸塚ヨットが相手にしている「情緒障害児」は、全く予測できない異常な行動を取ることがしばしばあります。
そうした子ども達を、24時間体制でケアしているのは戸塚ヨットしかありません。

そして、それほどに複雑な心の病、親や先生ですら手がつけられない子ども達を600人以上直してきたことも事実です。

一般常識では理解しづらい「情緒障害児」、この実態を知らずに、死亡事故の原因を議論することはできません

以上の声明を出されていました。

戸塚ヨットスクールは、情緒障害児とされる方々を24時間ケアしており、手がつけられない子供達を更生してきたという実績があり、上記の事故も、生徒の予期せぬ異常行動だったのでしょうか。

注目された事故ではありましたが、スクール側に非はなく、罪に問われたのは戸塚宏氏個人であったため閉校に追いやられる必要がなかったと言われているようです。

3.脳幹論を提唱する戸塚宏が支持されている

3つ目は、戸塚宏氏が提唱する脳幹論を支持している一定層の方々がいるということです。

戸塚宏氏は’脳幹論’を提唱しています。

戸塚宏

「青少年の問題行動は、脳幹の機能低下により引き起こされる」

という持論に基づき、

アトピー

喘息

パーキンソン病

膠原病

肝機能障害

不整脈

頭痛・眩暈

アレルギーなど

上記などの病気が治ると主張していました。

戸塚宏氏は医療に携わっていたわけでも、医学的知識を持ち合わせているわけでもなく、信ぴょう性に欠けるものはありました。

さらには、脳幹を鍛えることによって引きこもりや出勤・登校拒否も直るとされていました。

立証されているわけではありませんでしたが、それでも信じて入校し、見事に更生された方が600人もいるそうです。

戸塚宏氏の脳幹論を信じる方が依然として存在しているため、戸塚ヨットスクールは存続しています。

 

4.戸塚ヨットスクールは体罰をやめた

4つ目は、戸塚ヨットスクールは体罰をやめているということです。

体罰

戸塚ヨットスクールといえば、激しい体罰の末に死亡してしまったケースが頭をよぎります。

しかし、現代においては人間の本能がダメになっているため、体罰をしたとしてもすでに手遅れだそうで、体罰を行なっていないようです。

本能がダメになっとる。

前はうちに連れて来られるような子でも、本能はまだなんとかあった。

でもマスコミが『叱るより褒めろ』と宣伝し始め、それが次は『叱るのがけしからん』になり、おかしなことになっていった。〜JBpressより〜

さらには、本能がダメになっているため、

小さい頃に叱られないと、罪悪感ができん。悪いことをしたときに大きな不快感が生じるようにしとかないかん。

さあ悪いことをするぞといったときに、その罪悪感が出てくる。

だから悪いことをせんのや。

でも今の子供は叱られていないから、罪悪感が弱い。〜JBpressより〜

と、現代の子は叱られることをあまり知らないため罪悪感が弱いのだそうです。

戸塚宏氏は体罰を受けたことはなかったため

ただの偏差値秀才で、社会で必要な実際のことができんかった〜JBpressより〜

と幼少期を語っています。

罪悪感や恥を知らないことで、反省ができず何か起きても人のせいにしてしまう子供だったようです。

体罰は許されたことではありませんが、時代とともに体罰は手遅れだそうで現在は指導における体罰以外は行なっていないようです。

体罰を受けるとわかっていて入校するのは不安ですが、体罰をしていないと聞くと安心して入校できますね。

戸塚ヨットスクールはジュニアに力を入れている

5つ目は、現在戸塚ヨットスクールはジュニアの指導に力を入れているということです。

現在の戸塚ヨットスクールでは、3歳~8歳までのジュニアのみ受け入れていルようです。

先に記した、叱られることや恥をかくこと、罪悪感を抱くという「基礎精神力を養う」ことを目的に、現在はウィンドサーフィンを使ったトレーニングを行っています。

戸塚ヨットスクール

戸塚ジュニアヨットスクールブログより

寮生活や厳しい訓練から言葉巧みに逃れようとする生徒もいるようですが、想定内と考えられているようです。

逃げ癖’がついてしまっている生徒に帰宅を許すとスクールに来ている意味がなくなってしまうため、親御さんには戸塚宏氏を信頼してもらい指示に従ってもらうようにしているそうです。

まだ幼い子供たち…と思いますが、

3歳でもうダメになっとる

と提唱しており、今や0歳児からの教育が必要と語っていました。

赤ちゃんのうちから社会に通用する教育を受けられることが魅力的なようです。

時代とともにスクールも変遷を遂げていますね。

子供が将来困らないよう教育を受けさせたいという親ごころも救われるようです。

まとめ

今回は、戸塚ヨットスクールはなぜ潰れないのか?ということについて調査しました。

過去の事件や校風は社会的にも注目されました。

しかし、現在も時代に合わせて存続している理由がありましたね。

 

 

 

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